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平成21年度秋季解答
問題21
新製品の開発に当たって生み出される様々な成果のうち、著作権法による保護の対象となるものはどれか。
ア | 機能を実現するために考え出された独創的な発明 |
イ | 機能を実現するために必要なソフトウェアとして作成されたプログラム |
ウ | 新製品の形状、模様、色彩など、斬新な発想で創作されたデザイン |
エ | 新製品発表に向けて考え出された新製品のトレードマーク |
解答:イ
<解説>
著作権法では、著作物を次のように定めている。
- 小説、脚本、論文、講演その他の言語の著作物
- 音楽の著作物
- 舞踊又は無言劇の著作物
- 絵画、版画、彫刻その他の美術の著作物
- 建築の著作物
- 地図又は学術的な性質を有する図面、図表、模型その他の図形の著作物
- 映画の著作物
- 写真の著作物
- プログラムの著作物
ア | × | 特許法による保護の対象 |
イ | ○ | 著作権法による保護の対象 |
ウ | × | 意匠法による保護の対象 |
エ | × | 商標法による保護の対象 |
問題22
ECサイトに関連するマーケティング施策のうち、マーケティングミックスを構成する4PのPlaceに関連するものはどれか。
ア | ECサイトでの販売に際し、ECサイト専用の商品を開発した。 |
イ | ECサイトへの来訪者数を増加させるために、検索連動型広告を活用した。 |
ウ | 従来、代理店を通じて販売していた商品のECサイトでの直販を開始した。 |
エ | 販売代理店への手数料が不要になったので、ECサイトで直販する商品の価格を下げた。 |
解答:ウ
<解説>
マーケティングミックスとは、マーケティング戦略において、望ましい反応を市場から引き出すために、ツールを組み合わせることである。
マーケティング戦略を考える切り口として4Pがある。
- Product(製品)
- 製品、サービス、品質、デザイン、ブランド等
- Price(価格)
- 価格、割引、支払条件、信用取引 等
- Place(流通)
- チャネル、輸送、流通範囲、立地、品揃え、在庫 等
- Promotion(プロモーション)
- 広告宣伝、ダイレクトマーケティング 等
ア | × | 「Product」に関連するものである。 |
イ | × | 「Promotion」に関連するものである。 |
ウ | ○ | 「Place」に関連するものである。 |
エ | × | 「Price」に関連するものである。 |
問題23
労働基準法において、時間外及び休日の労働を認めるために規定されていることはどれか。
ア | 会社の就業規則が作成されていること |
イ | 本人の労働意思が個別に確認されていること |
ウ | 労使の協定を書面で締結し、行政官庁に届け出ること |
エ | 割増賃金について、支給細目が決まっていること |
解答:ウ
<解説>
時間外及び休日の労働は、労働者の過半数で組織する労働組合又は労働者の過半数を代表する者との書面による協定(時間外労働及び休日労働に関する協定、いわゆる「36協定」)をし、これを所轄労働基準監督署長に届け出た場合は、労働時間(1日8時間、1週40時間を超えて労働させてはならない)又は休日(1週少なくとも1日、又は4週4日以上の休日を与えなければならない)に関する規定にかかわらず、その協定で定めるところによって労働時間を延長し、又は休日に労働させることができる。
問題24
PCやインターネットなどのITを利用する能力や機会の違いによって、経済的又は社会的な格差が生じることを何というか。
ア | アクセシビリティ |
イ | ダイバーシティ |
ウ | ディジタルディバイド |
エ | ディジタルデモクラシー |
解答:ウ
<解説>
ア | × | アクセシビリティとは、情報やサービスに対するアクセスの容易さのことである。 |
イ | × | ダイバーシティとは、複数のアンテナで受信した信号のうち、電波状況の良い方を使用する技術のことである。 |
ウ | ○ | ディジタルディバイドとは、情報技術 (IT) を使いこなせる者と使いこなせない者の間に待遇や貧富、機会の格差が生じることである。 |
エ | × | ディジタルデモクラシーとは、行政活動にITを取り入れることで、政治家と行政、政治家と市民・企業間のコミュニケーションが密接になった民主政治の形態のことである。 |
問題25
ソフトウェアライフサイクルプロセスにおいて、システム化計画の立案で行うべき作業はどれか。
ア | 経営要求、課題の確認 |
イ | システム要求の定義 |
ウ | 導入の費用対効果の予測 |
エ | ベンダ企業の評価基準の作成 |
解答:ウ
<解説>
共通フレーム2007では、システムライフサイクルを次のプロセスに分類している。
- 企画プロセス
- 要件定義プロセス
- 開発プロセス
- 運用プロセス
- 保守プロセス
ア | × | 企画プロセスのシステム化構想の立案で行う。 |
イ | × | 開発プロセスのシステム要件定義で行う。 |
ウ | ○ | 企画プロセスのシステム化計画で行う。 |
エ | × |
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