平成21年度春季問題
問題31
クライアントサーバシステムにおけるストアドプロシージャに関する記述のうち、誤っているものはどれか。
ア | 機密性の高いデータに対する処理を特定のプロシージャ呼出しに限定することによって、セキュリティを向上させることができる。 |
イ | システム全体に共通な処理をプロシージャとして格納しておくことによって、処理の標準化を行うことができる。 |
ウ | データベースへのアクセスを細かい単位でプロシージャ化することによって、処理性能(スループット)を向上させることができる。 |
エ | 複数のSQL文から成る手続を1回の呼出しで実行できるので、クライアントとサーバ間の通信回数を減らすことができる。 |
問題32
次の概念データモデルの解釈として、適切なものはどれか。ここで、モデルの記法としてUMLを用いる。
ア | 従業員が所属していない部署の存在は許されない。 |
イ | 従業員が所属している部署を削除しても、参照整合性は保証される。 |
ウ | 従業員は、同時に複数の部署に所属してもよい。 |
エ | どの部署にも所属しない従業員が存在してもよい。 |
問題33
分散データベースにおいて図のようなコマンドシーケンスがあった。調停者がシーケンスaで発行したコマンドはどれか。ここで、コマンドシーケンスの記述にUMLのシーケンス図の記法を用いる。
ア | COMMITの実行要求 |
イ | ROLLBACKの実行要求 |
ウ | 判定レコードの書出し要求 |
エ | ログ書出しの実行要求 |
問題34
関係データベースの“注文"表又は“商品"表の行を削除する場合、“注文明細"表に対する操作として、適切な組合せはどれか。ここで、表定義中の実線の下線は主キーを、破線の下線は外部キーを表す。
[削除の操作] | |||
A | : | 主キー側の行を削除する際、それを参照している外部キー側の行を同時に削除する。 | |
B | : | 主キー側の行を削除する際、それを参照している外部キー側の行があれば、主キー側の行の削除を許さない。 |
問題35
広帯域無線アクセス技術の一つで、最大半径50kmの広範囲において最大約75Mビット/秒の通信が可能であり、周波数帯域を1.25~20MHz使用するという特徴をもつものはどれか。
ア | iBurst |
イ | WiMAX |
ウ | W-CDMA |
エ | 次世代PHS |
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