平成21年度春季問題
問題36
IPネットワークにおいて、二つのLANセグメントを、ルータ経由して接続する。ルータの各ポート及び各端末のIPアドレスを図のとおりに設定し、サブネットマスクを全ネットワーク共有で255.255.255128とする。
ルータの各ポートのアドレス設定は正しいとした場合、IPアドレスの設定を正しく行っている端末の組合せはどれか。
ア | AとB |
イ | AとD |
ウ | BとC |
エ | CとD |
問題37
TCP/IPネットワーク上で、メールサーバから電子メールを取り出すプロトコルはどれか。
ア | POP3 |
イ | PPP |
ウ | SMTP |
エ | UDP |
問題38
SSLによるクライアントとWebサーバ間の通信手順(1)~(5)において、a、bに入る適切な語句の組合せはどれか。ここで、記述した手順は、一部簡略化している。
(1) | クライアントからのSSLによる接続要求に対し、Webサーバはサーバ証明書をクライアントに送付する。 | |
(2) | クライアントは保持している[ a ]によってこのサーバ証明書の正当性を確認する。 | |
(3) | クライアントは、共通鍵生成用のデータを作成し、サーバ証明書に添付された[ b ]によってこの共通鍵生成用データを暗号化し、Webサーバに送付する。 | |
(4) | 受け取ったWebサーバは、自らの秘密鍵によって暗号化された共通鍵生成用データを復号する。 | |
(5) | クライアントとWebサーバの両者は、同一の共通鍵生成用データによって共通鍵を作成し、これ以降の両者間の通信は、この共通鍵による暗号化通信を行う。 |
問題39
公開鍵暗号方式によって、n人が相互に暗号を使って通信する場合、異なる鍵は全体で幾つ必要になるか。ここで、公開鍵、秘密鍵をそれぞれ一つと数える。
問題40
ISMS適合性評価制度における情報セキュリティ基本方針に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア | 重要な基本方針を定めた機密文章であり、社内の関係者以外の目に触れないようにする。 |
イ | 情報セキュリティのための経営陣の方向性及び支持を規程する。 |
ウ | セキュリティの基本方針を述べたものであり、ビジネス環境や技術が変化しても変更してはならない。 |
エ | 特定のシステムについてリスク分析を行い、そのセキュリティ対策とシステム運用の詳細を記述したものである。 |
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