必ず受かる情報処理技術者試験

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平成21年度秋季問題

問題31

分散トランザクション処理で利用される2相コミットプロトコルでは、コミット処理を開始する調停者(coordinator)と、調停者からの指示を受信してから必要なアクションを開始する参加者(participant)がいる。この2相コミットプロトコルに関する記述のうち、適切 なものはどれか。

参加者は、フェーズ1で調停者にコミット了解の応答を返してしまえば、フェーズ2のコミット要求を受信していなくても、ローカルにコミット処理を進められる。
調停者に障害が発生するタイミングによっては、その回復処理が終わらない限り、参加者全員がコミットもロールバックも行えない事態が起こる。
一つの分散トランザクションに複数の調停者及び参加者が存在し得る。例えば、5個のシステム(プログラム)が関与している場合、調停者の数が2、参加者の数が3となり得る。
フェーズ1で返答のない参加者が存在しても、調停者は強制的にそのトランザクションをコミットすることができる。

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問題32

データベースの障害回復処理に関する記述のうち、適切なものはどれか。

異なるトランザクション処理プログラムが、同一データベースを同時更新することによって生じる論理的な矛盾を防ぐために、データのブロック化が必要となる。
システムが媒体障害以外の原因によって停止した場合、チェックポイントの取得以前に終了したトランザクションについての回復作業は不要である。
データベースの媒体障害に対して、バックアップファイルをリストアした後、ログファイルの更新前情報を使用してデータの回復処理を行う。
トランザクション処理プログラムがデータベースの更新中に異常終了した場合には、ログファイルの更新後情報を使用してデータの回復処理を行う。

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問題33

関係データベースにおいて、“注文"表から“商品"表へ参照制約が設定されている場合の記述のうち、適切なものはどれか。

“商品"表のタプルが存在すれば、それに対応する“注文"表のタプルは存在する。
“商品"表のタプルと“注文"表のタプルはそれぞれ独立に存在する。
“注文"表のタプルが消滅すれば、それに対応する“商品"表のタプルも消滅する。
“注文"表のタプルが存在すれば、それに対応する“商品"表のタプルは存在する。

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問題34

1000BASE-Tのケーブルに関する制約として、適切なものはどれか。

カテゴリ5又はそれ以上のUTPケーブルを使用する。
短波長レーザ光を使用したマルチモード光ファイバケーブルを使用する。
長波長レーザ光を使用したシングルモード光ファイバケーブルを使用する。
同軸ケーブルを使用する。

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問題35

伝送速度64kビット/秒の回線を使ってデータを連続送信したとき、平均して100秒に1回の1ビット誤りが発生した。この回線のビット誤り率は幾らか。

1.95×10-8
1.56×10-7
1.95×10-5
1.56×10-4

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